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りゅうせき株式会社

RYUSEKI

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メッセージ

代表取締役会長兼社長當銘 春夫

平素は、りゅうせきならびにりゅうせきグループに格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

弊社は1950年、沖縄経済復興の情熱に燃える創業者・稲嶺一郎を中心に戦後初の民間石油供給会社として創業いたしました。以来、島嶼県がゆえに台風による生活基盤への影響が大きい本県におけるライフラインを担う企業として、創業者から脈々と受け継がれてきた「社業の公共性に徹する」という精神に基づき、エネルギーの安全かつ安定供給に努めてまいりました。それは、離島地域に点在する暮らしの一つ一つを支え続けることであり、産業振興のダイナミックな創造展開に活力を送り続けることであります。

現在、世界の政治経済におけるエネルギー問題により安定供給確保に課題を持ち、なお、海外依存度が著しく高いという脆弱性を内包しております。日本政府による輸入依存度の低減と非石油エネルギーの多様化を推進する方針に沿い、技術革新や代替エネルギーを模索するなど、数多くの変革を迎えています。再生可能エネルギー由来の水素や合成燃料など、他社との企業間連携により、水素ステーションの設置やサプライチェーン(供給網)を構築してまいります。昨年、沖縄県内初の試みとしてカーボンニュートラルLPガスの取引を開始し、地域脱炭素社会の推進および持続可能なまちづくりに向け、企業・自治体と共に包括連携協定を締結しました。又、エネルギー消費量の年間収支が実質ゼロになる ZEH( ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)や太陽光、蓄電池などによって脱炭素社会の実現に貢献するべく取り組んでおります。そして、AIやデジタル、ロボットなど幅広い製品やサービスを通して、新たなライフスタイルや企業様の課題解決に応え、県民生活や地域にとって、なくてはならないグループ企業を目指してまいります。

2023年度は経営スローガンに「RX りゅうせきトランスフォーメーション」を掲げ、持続的成長を生み出す新たな事業基盤の創出と拡大に向け、事業構造と経営システムの再構築を行います。また、本年には新CI(コーポレート・アイデンティティ)を導入し、未来志向の存在意義を次世代へと繋げていきます。100年企業に向けて一人ひとりが変化へ挑戦する風土を作り上げ、どのような環境の変化においても、未来を見据え社会から信頼され選ばれる企業となることを目指し、人の暮らしをより豊かにし、地域の明るい未来をつくる企業であり続けるために、揺るがない事業基盤を築いて参ります。エネルギーの安定供給と安全を絶対的な使命とするとともに、近未来のニーズを創造し、様々な価値を提供し続けてまいります。

引き続き、倍旧のご懇意とお引き立てを賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

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